Steelpan Orchestra PAN NOTE MAGIC Steelpan Orchestra PAN NOTE MAGIC Carnival衣装Ver. スティールパンコンサート ホール公演

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Types and Ranges / スティールパンの種類と音域

スティールパンは1種類の楽器だけでも演奏することは出来ますが、それぞれ異なる音域を担当する楽器を組み合わせることでより深みをもったアンサンブルが可能になります。オーケストラでヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスが役割分担をするように、スティールパンにも高音・中音・低音を受け持つさまざまな種類があります。
 
この記事では、スティールパンの代表的な種類と、それぞれの役割について分かりやすくご紹介します。

Types of Steelpan / スティールパンの種類

スティールパンは、大きく分けると次の4つの音域に分類できます。

音域によってドラム缶の数や大きさも異なり、それぞれ異なる役割を持っています。
一般的なスティールパンオーケストラでは数十人がこれらの楽器を分担し、一つの大きなアンサンブルを作り上げます。

高音域を担当する楽器

高音域の楽器はメロディーを担当することが多く、スティールパンの華やかな音色を最も感じられるパートです。

High Tenor Pan / ハイテナーパン

スティールパンの中でもっとも高い音域を持つパンで、オーケストラで言うと第一バイオリンに相当します。

一般的に「スティールパン」と聞いて多くの人が思い浮かべるのがこの楽器で、1本のドラム缶から作られています。
音域が広く、演奏性にも優れている他、運搬しやすいことでも好まれます。

同じくメロディーを演奏するローテナーパンと役割は一緒ですが、ハイテナーパンの方がよりキラキラとした音がします。
ローテナーパンよりも音が飛びやすく埋もれない特徴がある為、トリニダードでテナーパンというとこのハイテナーパンが主流です。
関東ではCから音が出るローテナーパンの方が人気があるようですが、関西ではハイテナーパンの方が人気があるようです。

 
High Tenor Pan

音域:D4〜F#6
帯域:293.665hz〜1479.978hz

Low Tenor Pan / ローテナーパン

ハイテナーパンと同じくオーケストラに例えると第一バイオリンに相当します。。ハイテナーパンと同じく一般的に「スティールパン」と聞いて多くの人が思い浮かべるのがこの楽器です。
ハイテナーパンとの1番の違いは音域です。
ハイテナーパンがD4〜F#6まで出るのに対して、ローテナーパンはC4〜E6までを担当します。
メロディーを演奏するパートで有り、他のスティールパンに比べ比較的持ち運びやすい事、そして、Cから音を出せる為、日本では一番普及しているスティールパンです。
関東で開催されているYOKOHAMA STEEL PAN FESTAでレンタルが可能なテナーパンもローテナーパンが圧倒的に多いようです。
 
通常は単旋律で演奏しますが、ここぞというポイントではハモリを加え重音で演奏することも可能です。

 

音域:C4〜E6
帯域:261.626Hz〜1318.510Hz

Double Tenor Pan / ダブルテナーパン

ドラム缶2個を1人で演奏する楽器でオーケストラでいうと第2バイオリンに相当します。
様々な種類があるスティールパンの中でも比較的新しい楽器です。
メロディーのオクターブ下の音を弾き、メロディーに膨らみを持たせたり、ハモリを付けたり、場合によっては、伴奏を担当することもあります。
配列に法則性がないことに加えて役割が多いため、最も難しいスティールパンの一つとも言われています。

 
Double Tenor Pan

音域:F3〜B5
帯域:174.614hz〜986.767hz

中音域を担当する楽器

中音域の楽器はコードバッキングを担当することが多く、スティールパンバンドにおいてリズムの要になるパートです。

Double Second Pan / ダブルセコンドパン

ドラム缶2個からなる楽器で、オーケストラに例えるとヴィオラに相当します。音の配列に法則性があるので、Tenor Panよりも広い音域で演奏した、Solo Playerにも人気のある楽器です。
 
大編成のバンドではこの楽器を2つのパートに分けるアレンジも多くあり、その際はDouble Second1がメロディーのオクターブ下を弾き、DoubleSecond2がコードバッキングを担当します。
 
PAN NOTE MAGICではコードのバッキングを担当する事が殆どですが、中低音がメロディーになる場合はTriple Celloと一体となってメロディーを担当することもあります。
バッキングをする際に3和音以上のコードを出すために、Guitar Panや、
Triple Cello Cello Panと合わせてコードVoicingを決定します。

その際は、通常はClosed Voicingが一般的で、Double SecondのTop noteがGを超えないようにするのが一般的です。
音の割り振りは、Double SecondがTop noteと2nd noteを担当して、
Guitar Pan & 3Celloが、3rd note、4th noteを担当する事が多かったのですが、
近年このvooicing方法が変わりつつあり、Double SecondがTop noteと3rd noteを担当して、
3Cello Panが2nd noteと4th noteを担当することも増えてきました。
Andy NarellのLast Wordという曲を分析すると、まさにこの手法が取られていますが、3rd noteと4th noteを1人で演奏すると、2度でぶつかってしまうようなVoicingも、この割り振りであれば問題になりません。
(例:F△9のコードの際、Topから、E・C・A・Gという積み方も可能になります)

 
Double Second Pan

音域:F#3〜C#6
帯域:184.997Hz
〜1108.731Hz

Guitar Pan Pan / ギターパン

ドラム缶2個からなる楽器で、オーケストラに例えるとヴィオラに相当します。
コードバッキングを担当することが多い楽器です。

市販の譜面では、Guitar Panと3Cello Panが同じ譜面を使用することもあります。

PAN NOTE MAGICではこちらの楽器は使用していません。

中低域を担当する楽器

中低域の楽器はコードバッキングのほか、オブリガードも担当する役割の多い楽器です。スティールパンバンドのアンサンブルを豊かにする上で欠かせないパートです。

Triple Cello Pan / トリプルチェロパン

ドラム缶3つを1人で操る楽器で、オーケストラで例えるとチェロに相当します。
BからGまでの1オクターブと短6度の音域を持っています。
コードバッキングやメロディーの隙間を縫うオブリガードを演奏したり、Bass Panの補強に回ることもあります。
中低音がメロディーになる時には、この楽器がメロディー単体でメロディーを演奏したり、Guitar Pan、Double Second Pan、Double Tenor Panと一体となってメロディーを演奏する事で埋もれないように工夫することも多いです。
PAN NOTE MAGICでは、コンピングをする際は、ローインターバルリミットを意識して、A2の音を挟み込むようにして全体のサウンドを分離させています。

 
3Cello pan

音域:B2〜B4
帯域:123.471hz〜493.883hz

低音域を担当する楽器

低音域の楽器はベースパートを担当します。ハーモニーを支える土台となるパートです。

6Bass Pan / シックスベースパン

ドラム缶6個を1人で操る楽器で、オーケストラでいうとコントラバスに相当します。
低域出すために打面の面積が広くドラム缶1個には3音しか作れません。そのため6個のドラム缶を奏者の周りに並べることで音域を確保してベースパートを担当します。
エレキベースやウッドベースと違い音が長いので、音を埋めすぎずにスペースを作る事が重要になります。
そのスペースで生まれた時間に音を手で止めてミュートすることで、音の長さをコントロールして、ベース独特のグルーヴを生み出します。Dより下の音域では、音程が聞き取りにくくなる為、オクターブ奏法で音を重ねて音程をハッキリさせる事もあります。
また、トリニダードでは6Bassと言えば、B♭1〜E♭3までの楽器が主流ですが、アメリカやヨーロッパなどでは、C2〜F3までの楽器が主流になってきています。

 
6Bass Pan

音域:A#1〜D#3
帯域:58.270〜155.563

PAN NOTE MAGIC Instrumetation / 私たちの楽器編成

PAN NOTE MAGICでは、
Low Tenor Pan ×2
Double Tenor Pan
Double Second Pan
3Cello Pan
6Bass Pan
Drum Setの7名編成を基本としています。

2005年にトリニダード&トバゴのスティールパンオーケストラ「パンベリ・スティールオーケストラ」が来日した際の編成を参考にアレンジしています。
上記の編成を基本としつつ、演奏する会場やイベントの規模に合わせて編成を柔軟に変更しています。

 
実際の演奏では、それぞれの音色や役割にもぜひ耳を傾けてください。きっとスティールパンバンドの奥深い魅力を一層楽しんでいただけるはずです。


Experience the Sound / スティールパンの魅力を生演奏で

スティールパンは、写真や文章だけでは伝わらない魅力を持つ楽器です。PAN NOTE MAGICでは、芸術鑑賞会や企業パーティー、ホールコンサートなど、全国でスティールパンの演奏を行っています。
イベントでスティールパンの生演奏をご検討の方は、演奏内容や実績、対応イベントをご紹介している演奏依頼ページをご覧ください。
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