スティールパン奏者
新崎 比奈子 Hinako Shinzaki
Six Bass Pan シックスベースパン
5歳よりピアノを始め、12歳より打楽器を始める。
洗足学園音楽大学に入学して、吹奏楽やソロを始め、スティールパンを始め、和太鼓やオーケストラ楽器などの打楽器全般を学ぶ。
2019年、洗足学園音楽大学を卒業し、フリーの打楽器奏者として吹奏楽などのサポートから、吹奏楽の指導など後進の育成にも携わる。
日本では数少ないプロの6Bass Pan奏者として活動中。
音域:A#1〜D#3
帯域:58.270〜155.563
Instrument / 使用楽器について
6Bass Pan(シックス・ベース パン)
ドラム缶6個を1人で操る楽器。
オーケストラでいうとコントラバスに相当します。
ドラム缶1個には3音しかなく、B♭1からE♭3までの音域を有し、基本的にベースパートを担当します。
他のスティールパンと異なり、音を手で止めてミュートをする事により、音の長さをコントロールする事で、グルーヴを作ることもあります。
また、エレキベースで演奏するよりも、音を埋めすぎずにスペースを作る事が重要になります。Dより下の音域では、音程が聞き取りにくくなる為、オクターブ奏法で音を重ねて音程をハッキリさせる事もあります。
また、トリニダードでは6Bassと言えば、B♭1〜E♭3までの楽器が主流ですが、低いB♭1の音は楽器として作成することが難しく実用度も低い為、アメリカやヨーロッパなどでは、C2〜F3までの楽器が主流になってきています。